marantz マランツ ストア 「CD-34」 とりあえず動作品

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商品情報

marantz マランツ 「CD-34」 とりあえず動作品 商品説明ご覧いただきありがとうございます。これまでコレクションとして所有してきて、引越後に保管場所を確保出来なかった物、また嗜好の変化から不要になった物などを、断続的に出品させていただいています。説明が長くなりますが、最後までしっかりとお読みいただき、お付き合いいただければ幸いです。

日本マランツが、1985年に戦略価格で発売し、オーディオ業界を震撼させた“伝説”のCDプレーヤー「CD-34」です。

本品は、2008年の5月に、有名リサイクルショップチェーンで販売されていたジャンク品を入手した品物です。

何を探していたのかは今となっては覚えていませんが、お店巡りを始めて2店舗目での出来事でした。
店員さんがレジ前に大量に並べられた品々にプライスカードを貼っている最中に出くわし、その品々の中に本品が混じっていたのを発見。
「何かないかな~?」と店舗内を見回る“ふり”をしながら、実はその作業が終わるのを遠巻きに注視していて、作業が終わっても狙っていたのを悟られないように即ざには近づかず、他のお客さんの動向を監視しながら2~3分ほど時間をおいて近寄って、プライスカードの値段だけを見て、直ちにレジに持って行った記憶が、昨日のように思い出されます。

CD-34は、当方にとっては本機は通算2台目。1台目は、アルバイトで貯めたお金をすべて使って新品購入した“本格的オーディオシステム(とはいってもアンプ+スピーカー+CDプレーヤーだけで、レコードプレーヤーとカセットデッキは、家にあったモノの流用でしたが・・・)”のひとつで、「リモコンがないのが不便」との理由で、8カ月ほど使って他のCDプレーヤーを購入するために売却してしまったのでした。

導入した新CDプレーヤーは、他社の高級機。リモコン付の便利さもさることながら、操作が即反応される俊敏さに感動しながらも、CD-34購入時にヒットしていた“Tears For Fears”の“Shout”を聴いた時に、何か違和感が・・・曲のイントロから流れ続けるトライアングル?とカウベル?の響きが、明らかにCD-34のほうが美しく感じた記憶から、いつの日か「お金があったらまた買いたい」と思うようになった製品でした。

金銭的な理由もあり、結局買い直しをせずに長い月日が流れ、“ジャンク品”を漁るようになってからも、出会いを求め続けていた機種だったために、プライスカードに記載の“
アッパーカバーを開けてトレイギアを見てみると、ベルトは劣化してはいましたが、ギアは無事。そこで秋葉原で入手しストックしていた手持ちのゴムベルトから適合サイズを見つけて交換してグリスアップ、併せてピックアップレンズのクリーニングを行ってから動作確認したところ、他機と比べるとゆっくりですが、CDを認識して、なんと再生も始めてしまいました。

慌てて先述の曲が入ったCDを棚から取り出し、再生させてみると・・・単なる思い出補正だったのか、記憶していた“感動的な響き”は感じられず、やはりコンデンサの劣化が原因なのかも・・・と、いつの日か「完全レストア」を行おうと決意し、コレクション機材専用棚に設置して、静態保存
Webサイト情報によると、本機の音質の肝は、Philips製の電解コンデンサにあるとのことでしたので、当時秋葉原界隈をはもとより、ネット通販ショップも探してみましたが、当方では見つけることが出来なかったのが、今に至るまでレストアに着手しなかった理由です。

いつの日か完全レストアすることを夢見て新居にまで持ってきましたが、良質な保管場所が確保することが出来なかったため、このまま腐らせてしまうのも不憫と思い、この度出品させていただきました。

出品前にアッパーカバーを開けてみると、トレイのゴムベルトは解なことにまだまだ健在で、ギアも無事。もちろん開閉もスムースでした。
そのため、念のためにピックアップレンズ始めとする内部の清掃を行ってから、再生確認しましたところ、通常コンディションのCDは普通に再生できました。

全操作ボタンも問題なく反応し、そのうえ、当方が動作確認用に常に使用し、撮影の際にも使っている「全41曲、総演奏時間77:23の劇判を収録した、アゾ色素系CD-R」も見事に完走。CD-Rでもスキップ再生や、停止中からNEXTボタンを曲数分押して行うダイレクト選曲も問題なく行えました(画像の1~3枚目は、そのCD-Rを再生しているところを撮影したモノです)。

もちろん音質面も、不具合と感じられる症状は一切現れず、まだそのまま使用可能と思われる
なおCD-Rの再生につきましては、シアニン系、フタロシアニン系のモノは所有しておりませんので不明です。
また、例えアゾ色素系のモノであっても、焼いた時の
外装のアッパーカバーのカド部にも擦り傷、そして中央付近の大き目な傷は打刻傷のようで、傷面が凹んでいます(画像4枚目をご覧ください)し、両側面には細かい擦り傷もあります(画像5枚目です)。
そして、装着されているRCAプラグですが、本品は鉄製でメッキが剥がれて黒ずみもあり、一部に錆もあります。こちらは入手時からのモノで、IPAなどを用いて清掃を試みましたが、当方では、ここまでが精一杯でした(7枚目の画像です)。

各部の詳細は、各画像をご確認くださいませ。

PCでご覧の方は、大きく見たい画像を表示させ、画像上で左クリックし、そのままブラウザのアドレスバーに持っていってドロップすると、ヤフオク規定の最大画像サイズ1200×900ピクセルにて表示されますので、ご利用ください。

本体のみの出品となりますので、付属品はございません。

なお本品ですが、CD‐34には多くのタイプがあるようで、検索して見つかった「見分け方」を掲載しているサイトを見てみると、背面の放熱フィンが19枚であることから「後期型」で、またサーボ基板上のフィルムコンデンサ?のひとつが“Philips製”ではないこと(画像の9枚目をご覧ください)、そしてDAC基板のICのひとつが“OKI製”(10枚目の画像です)でありましたところから、そのサイトによる分類ですと「通常の後期型とは異なるタイプ」のようです。

以上のようなまた元々ジャンクとして入手した品物でもありますので、ジャンクとして出品させていただきます。

なお本機の修理・メンテナンスで有名かつ高名な修理専門店「アイテック」さんが、当オークション上でも、完全整備品をご出品されていますので、完動品をご所望の方は、「アイテック」さんの出品物にご入札なさることをおススメします。

本品は、あくまでもレストア前提や部品取り目的でのご入札をお願い申し上げます。

ご活用いただける方のご入札、お待ちいたしております。

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